はじめに
スポーツの世界でも動画コンテンツマーケティング(以下 動画マーケティング)が活用され始めているのをごそんじでしょうか。
従来、「家のテレビで観る」あるいは「現場(スタジアム)に行って観る」というかたちが当たり前だったスポーツ。
しかし、スマートフォンの普及、VR技術の発展により新たなニーズが表出し始めています。
そんなニーズを察知したスポーツ協会や、スポーツブランドはここぞとばかりに動画マーケティングに注力するようになっています。
今回はそんな「スポーツ×動画マーケティング」の事例を3つご紹介します。
1. NBA(National Basket Association)
まず1つ目は、NBAです。
アメリカで高い人気を誇るバスケットボールですが、NBAは2005年からYoutubeのアカウントを作成し、動画を配信するなど、動画コンテンツを駆使したマーケティングに力を入れてきました。
映像は、バスケットボールの醍醐味ともいえる「ダンクシュート」をランキング形式でまとめたものです。
バスケットボールをやっていない人でも、この動画を見れば、思わず「すごい!」と引き込まれてしまうのではないでしょうか。
スポーツならではの躍動感があふれる動画マーケティングです。
2. Wimbledon
2つ目の事例は、言わずと知れたテニスの聖地、Wimbledonと自動車メーカー・ジャガーのコラボレーション動画です。
テニスの大会での盛り上がりを最先端のテクノロジーを使ってグラフィックに表現していく、スタイリッシュな動画になっています。
もちろんテニスの映像を編集してマーケティングとして使うこともありますが、このようにスポーツと企業がコラボレーションして、マーケティング動画を作るといった活動も起こりつつあります。
3. NIKE
3つ目は、スポーツの臨場感を企業が生かした動画マーケティングの活用例です。
有名スポーツブランド・NIKEがYoutubeで配信したこちらの動画。
スピード感あふれる内容で、思わず見てしまったというYoutubeファンも多かったでしょう。
このスポーツの臨場感・スピード感は、動画以外ではなかなか表現することができません。
逆に動画をコンテンツとしたマーケティングだからこそ、スポーツブランドらしさを出したマーケティングになるのかもしれません。
まとめ
このように、スポーツの世界でも動画マーケティングは次々と活用されています。
スポーツそのもののマーケティングから、スポーツブランドのマーケティング、さらにはスポーツ×企業といった組み合わせまで実にさまざま。
今後も動画コンテンツを使ったマーケティングは、スポーツの世界で広がっていくのではないでしょうか。